ロシア・トルコ両首脳が電話協議 穀物以外の海上輸送検討も

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ロシア・トルコ両首脳が電話協議 穀物以外の海上輸送検討も

ロシアのプーチン大統領

 ウクライナが一大生産国である小麦などの黒海経由の輸出再開は、今年7月に国連とトルコの仲介で実現。11月中旬に合意の延長が決まった。ロイター通信によると、トルコ側はこの日の電話協議で黒海ルートに関し、穀物以外の食糧や一次産品の輸出についてもトルコ、ロシア間で検討を始められると伝えた。

 一方のロシア側は、自国産の農産物と肥料に対する「(輸出の)障壁を取り除く必要がある」と主張しており、関連する欧米の制裁解除を求めた模様だ。

 ロシア側の発表では、両首脳はトルコに露産天然ガスの輸出基地を建造する案についても話し合ったという。ロシアとドイツをつなぐ天然ガスの海底パイプライン「ノルドストリーム」では9月末に破壊工作によるとされる爆発が起き、ロシアは代替ルートを模索。プーチン氏は10月にトルコ経由で欧州向けにガスを送る案をトルコ側に示しており、より具体的に提案したとみられる。

 トルコには、黒海を通ってロシアとトルコを結ぶパイプライン「トルコ・ストリーム」がある。露国営ガス大手ガスプロムのミレル社長は9日にトルコのイスタンブールを訪問し、エルドアン氏と会談している。

 ロシアのウクライナ侵攻に関して、エルドアン氏は「一刻も早い戦争の終結を望む」とプーチン氏に伝えたという。【カイロ真野森作】

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