ゼレンスキー大統領はワシントンに向かい、米国はパトリオットシステム提供を準備中

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米CNNは「ゼレンスキー大統領がバイデン大統領と会談するためワシントンに向かっている」と明かし、AP通信は「ゼレンスキー大統領の訪問に合わせてパトリオットシステムやJDAMが含まれたウクライナ支援パッケージを発表する」と報じている。

記事内容の趣旨を無視してセンセーショナルなタイトル付けても誤解を生むだけなのでいい加減やめて欲しい

ゼレンスキー大統領は水曜日にワシントンでバイデン大統領と会談「その後に議会で演説する」とも報じられており、ペロシ下院議長も具体的な目的を伏せて「議員は水曜日の夜に集まって欲しい」と呼びかけているが、セキュリティ上の問題のためゼレンスキー大統領の議会訪問や演説が実現するは確定していないらしい。

ゼレンスキー大統領はワシントンに向かい、米国はパトリオットシステム提供を準備中

出典:PRESIDENT OF UKRAINE

さらにAP通信は「ゼレンスキー大統領の訪問に合わせてパトリオットシステムやJDAMが含まれたウクライナ支援パッケージを発表する」と報じており、18億ドルのパッケージは大統領権限(PDA)による10億ドルとウクライナ安全保障支援イニシアチブ(USAI)による8億ドルで構成され、ウクライナに提供されるパトリオットシステムはPDA経由=米軍備蓄から提供される見込みなので発表から数日以内にドイツへ向けて出荷、バイエルン州東部でウクライナ軍兵士の訓練に使用される。

提供数は米シンクタンクの予想通り1基(標準的な1基のシステムはレーダー、管制システム、発電機、ランチャー車輌×6輌~8輌などで構成、全てがPAC-3形態なら最大128発、全てがPAC-2形態なら64発の迎撃弾を装填)になる見込みで、構成はPAC-2形態になるという噂があるが公式発表の情報ではないので断言するにはまだ早い。

ゼレンスキー大統領はワシントンに向かい、米国はパトリオットシステム提供を準備中

出典:Lockheed Martin

因みに本ブログの「米国によるパトリオットシステムのウクライナ提供、効果は非常に限定的」という記事を引用した某掲示版のスレッドをまとめて「パトリオットシステムは1台しか渡せない、ミサイル一発数億円するから。ケチんなアメリカ!」とまとめサイトがやたら煽っているが、記事内容の趣旨を無視してセンセーショナルなタイトル付けても誤解を生むだけなので「個人的には止めほしい」と思っている。

米国によるパトリオットシステムのウクライナ提供、効果は非常に限定的
バイデン政権、兵站上の課題を抱えるパトリオットのウクライナ提供を決断か

 

※アイキャッチ画像の出典:Photo Credit: U.S. Army PAC-2ランチャー

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