第5世代機と第4.5世代機の生産が順調な中国、今年中にJ-7が退役

By | February 1, 2023


中国の航空産業界は第5世代機のJ-20、第4.5世代機のJ-10CやJ-16の大量生産が順調に推移しており、中国メディアは「今年中に旧式のJ-7が全て退役する」と報じている。

中国空軍と中国海軍が保有する航空戦力を合わせると作戦機の数は優に2,000機を超える

昨年の珠海航空ショー(中国国際航空宇宙博覧会)で展示された機体から第5世代機のJ-20は最低でも208機、第4.5世代機のJ-16は最低でも245機も生産されていることが判明、特にJ-20は2022年に70機以上も生産された可能性が示唆されていたが、中国メディアは「第5世代機のJ-20、第4.5世代機のJ-10CやJ-16の大量生産が順調に推移しており今年中に旧式のJ-7が全て退役する」と報じている。

第5世代機と第4.5世代機の生産が順調な中国、今年中にJ-7が退役 2

出典:中国中央電視台のスクリーンショット

英国際戦略研究所が2021年に発表したレポートによると中国空軍はJ-7を計340機(中国側の情報だと240機前後)保有していると予想されていたが、中国メディアは「J-7の退役は2018年に開始され、多くの部隊が先進的な戦闘機への転換が進みJ-7の現役機は着実に減少、このプロセスを加速させ2023年中に同機を運用する部隊が姿を消すだろう」と報じており、中国空軍の戦闘機戦力はJ-10(500機+)、J-11(350機)、J-16(245機+)、J-20(208機+)、Su-30MKK(73機)、Su-35(24機)の計1,400機以上で構成されるという意味だ。

厳密に言えばJ-8が少数(30機以下)残っているのものの他機種で更新されるのは時間の問題で、中国空軍と中国海軍が保有する航空戦力を合わせると作戦機の数は優に2,000機を超える。

因みに中国航空工業集団有限公司が最近公開した動画の中に第6世代機と思われる無尾翼機(CG)が登場、これが開発中の実機形状を反映したものかは不明だが大きな注目が集まっている。

中国空軍はJ-20を200機以上保有が確定、大量生産への移行が濃厚

 

※アイキャッチ画像の出典:Bangladesh Air Force/CC BY-SA 4.0



Source link

本日の注目ニュース

防衛装備庁、日英が共同で進めていた新型空対空ミサイルの研究終了を発表
稲田朋美氏「『公衆浴場管理要領』で身体的特徴で区別することになっているので、心が女性で体が男性の人が女湯に入ってくることはない」→炎上
米陸軍の2023年調達コスト、AMPVは1,080万ドル、MPFは1,250万ドル
トランプ大統領、ソロスの支援を受けたブラッグ検事によるインチキ起訴後、24時間で400万ドル以上の募金を集める
ハーバード大学教授を長年務め、最も著名なダーショウィッツ弁護士、ブラッグの「愚かな」起訴をトランプ氏の利益に変えるアイデアを提案「彼の勝利に役立つだろう」
【悲報】社会保険料引き上げ/某野党が国会を空転させた結果、政府は何の議論もなく楽勝に社会保険料引き上げ成功/ネット「くだらない文書追及やってるうちにこのざま」
米海軍の2023年調達コスト、MQ-25Aは1.7億ドル、アーレイ・バーク級は19.3億ドル
米空軍の2023年調達コスト、F-35Aは1.06億ドル、F-15EXは1.01億ドル
数字で振り返る参院選(中) 48・80%…過半数棄権の「非常事態」
参院選、和歌山の18、19歳投票率は32・08%
【速報】中国経済没落へ ファーウェイ純利益が前年比-68.7%激減
左派も批判するトランプ大統領の起訴/CNNがトランプ大統領の弁護士を出演させて、ブラッグ検事を批判する報道を行う/「証拠に従わず、逆さまの刑事司法の世界だ」
関連:  ゴーン会見 日本人記者の大半締め出し メディア選別「PRの場」
Subscribe
Notify of
guest
0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments