対日交渉に影響とロシア次官 日米安保見直しを見極め


 ロシアのモルグロフ外務次官は29日、トランプ米大統領が日米安全保障条約の見直しを求めたことについて「間違いなく日ロ平和条約に影響する」と述べ、まず日米安保条約の見直しを待ち、それを見極めて判断する考えを示した。滞在中の大阪でタス通信などロシアメディアに語った。

 ロシア側は当面、日米安保条約の見直し論議を静観する方針とみられ、その間、日ロ平和条約交渉が停滞する恐れが出てきた。

 ロシア側は「日米同盟はロシアにとり脅威で、日ロ平和条約締結の障害になっている」と主張している。(共同)



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