出席者6人のうち大臣側3人はレクの存在を否定。残り3人は答えない。これは不可解/架空のレクを総務省が捏造したのなら、偽メール事件どころではない(agora)引用

高市大臣が否定する「大臣レク」は総務省の捏造か

池田信夫氏「特に高市氏がはっきり否定しているのが、平成27年2月13日の大臣レク。礒崎さんから放送法について文句がついて、総務省の方がなだめている説明をしている。それに対して、高市氏は「そもそも、テレ朝に公平な番組なんてあるの?苦しくない答弁の形にするか民法相手に徹底抗戦するか?」とか言ったとなっている。

ところが高市氏は一昨日の審議で2月13日に大臣レクは受けて言ないとはっきりと答えている。つまり大臣レクはそもそもなかったと答えた。(*1)

平川、松井の大臣室のスタッフ2人にも確認したが、この日、この時間に大臣レクは受けていないと。大臣室側の3人はレクの存在そのものを否定した。これは大変なこと。出席者6人のうち、3人は存在そのものを否定している。

総務省側が残りの3人に事情を聞いたようだが、その結果を答えない。さすがに予算委員長も大臣レクがあたのかなかったのかの質問をした(*2)が、それも答えられない。

常識では考えられない。6人参加したレクで、3人はなかったと言っているのに残りの3人はあったかなかったか答えられない。

少なくとも高市氏と2人はなかったと言っている。残りの3人はレクはやったが内容が違っていたとか、認識の違いがあったのならそう説明すればいいが、今に至るも残りの3人は何も説明しない。一体これはどういうことか。

最悪のことを考えれば、このレクは全くの架空のレクだった考えることも可能。常識では考えられない。高市氏はスルーされていた。大臣レクの文書の配布先も旧郵政省の人たちだけに配布しており、肝心の大臣には配布していない。事務次官も自治省系だったから配布していない。

このレクそのものが捏造とは言わないまでも、後から作文したという可能性も捨てきれない。

もしこれが架空のレクを総務省が捏造したとすると、偽メール事件どころではない、組織ぐるみの公文書偽造となり、相当大変なことになる。動画はこちら👉(agora)

(*1)高市大臣はレクの存在そのものを否定(Feelハマーンさんのツイートより)

高市大臣「このようなレクを受けたはずもございません」

(*2)委員長がレクの有無について答弁を促すも、局長は答えず

委員長「あったかどうかだけ明らかにしてくだい」
局長「相手側の了承もいるので、申し上げられない」

ネットでは、事実確認も(海乱鬼さんのツイートより)

https://twitter.com/nipponkairagi/status/1634196952697937922?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1634196952697937922%7Ctwgr%5E2b4ed0c1ac3c7b3eef482356a19af75603c40330%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=http%3A%2F%2Ftotalnewsjp.com%2F2023%2F03%2F11%2Ftakaichi-236%2F

ネットの声

池田信夫氏(agora主宰)「大臣レクがあったかどうかが「確認中」とは、どういう意味か。あったらあったといえば終わりじゃないの」

藤原かずえ氏「高市氏が主張する通り、平川氏と松井氏が、他の出席者もいるはずの大臣レクを「受けていない」と否定したのであれば、大臣レクが本当になかった可能性は高いと推察されます。この週末は絶体絶命の総務省が確保したダメージ・コントロールの時間かもしれません」

当時総務大臣室参事官の平川氏は現在内閣法制局第二部長(霞が関では局長級の格付け)の要職にある。内閣法制局の部長や参事官は各省庁からその世代で最も法律的な考え方ができるトップクラスの官僚が出向する。また融通の利かない堅物が多い。この平川氏がなかったと言うなら本当になかったのだろう。

公文書偽造と国家公務員法違反で告発しかないのでは。

大臣側3人が否定していて、残りは何も言わないのは明らかにおかしい。普通に考えれば残りの3人が怪しい。

こんなこと調べればすぐわかるはず。今になって答えないのは、多分レクなんてなかったんだろう。そうなったら偽メール事件ではない。総務省はもちろん、捏造文書を国会に出した立民は解党レベル。