高市早苗大臣を「辞めさせた方がいい」と進言した大物議員は林外相と茂木幹事長だと報道される

放送法をめぐる文書騒動を受けて高市大臣に発言への謝罪と撤回を要求したのは松野博一官房長官だと分かった。デイリー新潮が永田町界隈の話として報道した。高市氏が拒絶したため更迭も辞さないという雰囲気になった。

松野長官は「そういう話は全くない」「引き続き真摯に答弁してほしい」と無関係さをアピールし、「高市氏が辞めることはない」と更迭の話そのものを否定している。

新潮の政治部デスクによれば、松野長官は今回の件について「総務省の話だ」と一線を引いてて、あまり深く踏み込んで説明しようとしないそうだ。何か後ろ暗い事情でもあるのだろう。

岸田首相ら官邸にも今回の話は「無関係だ、興味ない」という雰囲気が蔓延しており、高市大臣個人の問題として処理したい意向があるという。

また新潮はこの後に続けて、高市大臣を「辞めさせた方がいい」「辞めてもらっていい」と周囲に漏らしたり岸田首相に進言した人物として林外相と茂木幹事長の2名を挙げている。官邸関係者からの情報提供だ。事実ならば岸田首相の周囲が高市大臣に反発する人物で固められていることになる。

コメント欄では「自民党内部にも、高市氏にミソを付けておきたい人達がいそうだ。奈良県知事選でも荒井知事を推してるのは二階氏辺りのようだ」と自民党の内情について話す人がいた。「岸田首相にとって高市大臣は邪魔でも、野に放つとそれはそれで怖い」と安易に更迭できない理由に言及する人もいた。