徳島地方裁判所
出会い系アプリで知り合った女性にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつと強制性交の両罪に問われた兵庫県南あわじ市、徳島県鳴門市職員原浩祐被告(33)の裁判で、徳島地裁は7日、懲役5年6月(求刑・懲役7年)の判決を言い渡した。
判決によると、原被告は2019年12月、徳島市内の公園駐車場に止めた車の中で、30歳代女性の胸を複数回触り、20年11月には同じ場所で、20歳代女性に性的暴行を加えた。
公判で原被告は、強制わいせつ罪を認める一方、強制性交罪については無罪を主張していた。判決で藤原美弥子裁判長は「被害女性の供述は具体的で、信用性が高い」などとし、強制性交罪についても認定した。