日本の岸田文雄首相が「今度は私が行く」と訪韓の意志を示した。これは3月に韓国の尹錫悦大統領が日本を訪問したことと関連している。岸田首相は尹大統領の日本訪問を契機に関係が正常化に向かったことを踏まえ「今度は私が行かなければならない」と述べた。
尹大統領は先月日本を訪問し、岸田首相との会談で12年間にわたり断絶していたシャトル外交再開に合意した。この首脳会談を契機に両国政府は輸出管理の緩和、ホワイトリスト回復、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)正常化など、こじれていた問題解決を進め関係正常化の出口を開いたとされている。
しかし自称募集工に対する弁済案から日本企業が抜けていることや、会談後も福島産水産物輸入や竹島問題などが議論され、さまざまな雑音が起こった。
一方で岸田首相は尹大統領を来月下旬に広島で開催される先進7カ国(G7)首脳会議に招待し「一致して平和を守ろうというメッセージを出す舞台として、広島を大事にしたい」と話した。今後の両国の関係改善に向けて首脳同士の交流が期待されている、と韓国の愛国日報こと中央日報は主張している。
コメント欄では多くのユーザーが懸念や疑問を呈した。
・訪問前に見通しが立たないままに張り切っていることに懸念。
・韓国が国際法を守らない問題が解決していないため、何を決定しても無駄だ。
・岸田首相が行って歴史的な問題が解決できるか疑問で、パフォーマンス的要素が強い。
・日本は歩み寄る必要はなく、政府として毅然とした態度で静観すべきだ。
・岸田首相が余計なことをしないか心配で、日本国民に迷惑をかける言動だけは控えてほしい。
・訪韓がパフォーマンスであることを国民は見透かしていると指摘し、異次元の思考回路だと思う。
・真の友好を築くためには竹島問題を解決しなければならない。
・岸田首相は日本にいて日本のことに専念すべきだ。
・無駄なことをする理由を疑問視し、韓国との協力の可能性は模索するべきではない。
・訪韓により別の問題が発生する可能性がある。現時点では妥協や協力はしてはならない。
(黒井)
岸田首相「今度は私が行く」…会食の席で訪韓の意向示す
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a72617b79597bec02da43f8fc03dddec4c03a62