「わからなすぎる…」「いやー、こりゃすごい」レジェンド羽生善治九段、超早指しの激闘勝利に後輩棋士が尊敬のため息/将棋・ABEMAトーナメント

[ad_1]

「わからなすぎる…」「いやー、こりゃすごい」レジェンド羽生善治九段、超早指しの激闘勝利に後輩棋士が尊敬のため息/将棋・ABEMAトーナメント

羽生善治九段(右)

【映像】羽生善治九段の大熱戦に感動する後輩棋士たち

 羽生九段といえば、タイトル通算99期に当時7つだったタイトルを全て保持する七冠独占、さらにその7つで永世称号を取得する永世七冠など、数々の大偉業を達成してきた将棋界のスーパーレジェンド。主に早指しで行われる一般棋戦でも、優勝45回を誇り、これも歴代最多だ。また、このABEMAトーナメントも羽生九段の着想から生まれたものでもある。

 戦型を問わず長時間でも早指しでも強いレジェンドに、猛烈な攻め将棋でぶつかったのは順位戦A級を果たしたばかりの中村八段。昨年、一昨年とチーム羽生のメンバーとして戦い、大会初の3連投3連勝を成し遂げたこともある。両者とも、今大会でぶつかることには複雑な思いもあったようだが、いざ盤を挟んでからは迷いもない真剣勝負が繰り広げられた。

 角換わりから両者ともに早繰り銀を採用した序盤になったが、中盤に入っても両者居玉のまま攻め合う猛烈な戦いに。特に中村八段は、駒がぶつかる箇所が複数あるのもお構いなく、さらに別の場所で戦いを起こす激しい選択もあり、解説を務めた阿久津主税八段からも「中村さんはすごい攻め将棋ですね」と驚きの声が出た。

 ただ、この激闘を制したのは羽生九段。最終盤は形勢が二転三転したと思われたところもあったが、勝ちが見えたと思われた部分では、有名な仕草である指の震えも出て92手で勝利。対局後には「序盤から大乱戦になって、何が起こっているかわからないまま指していました。最後、ちょっと残っていたのは幸運でした」とホッとしていた。こんな激しい将棋を見せられた後輩棋士も、たまったものではない。控室では梶浦宏孝七段(27)が「わからなすぎる…」と絶句すれば、伊藤匠六段(20)も「いやー、こりゃすごいな」とため息。ファンからも「強すぎる」「チームメイトも声が出ないw」「かっけーな」と絶賛の声が相次いだ。やはり名棋士は、どんな戦いでも名局を生む。

◆ABEMAトーナメント2023 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり、今回が6回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士14人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全15チームで行われる。予選リーグは3チームずつ5リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

[ad_2]

Source link