日本政府は、韓国の視察団が23日から24日にかけて福島第一原発を訪問する際、安全性の確認を目的としていないと明言した。この視察団は、大統領室が主張する「日韓共同検証」ではなく、現場を見て回る「見学」の性格を持っているとされる。
経済産業相の西村康稔氏は、9日に記者会見で、韓国視察団の目的について「あくまで韓国側の理解を深めてもらうための対応で、処理水（汚染水）の安全性について評価や確認を行うものではない」と述べた。また、IAEAが福島原発汚染水の海洋放出について検証を行っており、韓国視察団が介入する領域ではないと強調した。
西村氏は、これまで外国政府の視察を積極的に受け入れており、韓国視察団にも処理水タンクの状況や工事の進捗、処理水の放出の方法などについて説明する予定であると述べた。
韓国外交部当局者は、具体的な視察の内容は両国局長級協議を通じて決めるとしつつも、追加情報が必要とされる点について協議を進める計画であると述べた。
福島原発汚染水の海洋放出は、日本政府が法的基準値以下に下げた後、今年夏から30年かけて行われる予定であり、ALPSで除去されないトリチウムは基準値の40分の1以下に濃度を希釈して海に放出される予定である。
コメント欄の意見：
「日韓問題ではなく、日本の内政問題であり、IAEAから認可を受けている。韓国司法による国際法違反が問題の根幹。内政干渉に国際法違反しているのは韓国側。」
「韓国の根本は反日であり、視察に来ても納得することはない。関係改善に労力と人件費をかける必要はない。」
「処理水は日本の内政問題であり、IAEAや米国原子力機関が安全だと表明している。韓国側が批判するならば、自国の処理水についても調査するべき。自分たちの行為は棚に上げて、ダブルスタンダードの姿勢を改めるべき。」
「日本は韓国側の海域や原発排水について調査をすべき。韓国側の悪い数字を日本になすりつけられたくない。日本が処理水を放出する以前の状況を調査し把握しておく必要がある。」
「日本はIAEAから認可を受けており、韓国側の視察団を受け入れる必要はなかった。日本の領土と領海で行う適法な政策であり、韓国が何かものをいう自体、極めておかしい。」
「日韓両国を始め、中国も含めた処理水の放射能動濃度を測定すべき。科学的数値は正直そのもの。」
「韓国との協議や対話は完全公開を前提にすべき。政治の透明性を高めるためにも完全公開すべき。」
「疑念払拭のために視察団を受け入れたからと言って、疑いが晴れるという訳ではなく、更なる難題をつけられる可能性がある。日本のやり方に口出しできない形にしておく必要がある。」
日本「韓国の福島視察、安全性を確認するものではない」…韓国側の主張と相反する説明
