ゲアハルト・シュレーダー元独首相(2019年4月24日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ドイツのゲアハルト・シュレーダー(Gerhard Schroeder)元首相が、在ベルリン・ロシア大使館で9日に開催された対独戦勝記念日(Victory Day)のパーティーに出席したとして、批判にさらされている。シュレーダー氏はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と親交が深く、過去にも物議を醸している。
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日刊紙ビルト(Bild)が10日に掲載したパーティーの写真にシュレーダー氏が写っていた。同氏は現時点でコメントを出していない。
パーティーには、ウクライナ侵攻に対するロシアへの制裁に批判的だった極右や極左の政党幹部の姿もあった。
シュレーダー氏が所属する与党・社会民主党(SPD)幹部は同氏の行動について、「理解し難い」と述べた。
またキリスト教民主同盟(CDU)の議員は「シュレーダー氏の行動ほど無神経なものはそうない」「元首相がロシアの外交官らにもてなされているその日に、ロシアの侵略戦争でウクライナの罪のない人々が命を落とした」と批判した。【翻訳編集】 AFPBB News