(写真:朝鮮日報日本語版) ▲写真=UTOIMAGE
【NEWSIS】ウクライナは17日(現地時間)、自国を訪問した中国特使に対し「領土を失うような停戦案は受け入れられない」との方針を明確に伝えたことを明らかにした。
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CNNテレビや英ガーディアンなどによると、ウクライナ外務省はホームページで「中国の李輝欧州アジア事務特別代表が16-17日の日程でのウクライナ訪問を終えた」と伝えた。
ウクライナ外務省は李特別代表による今回の訪問について「先月26日にゼレンスキー大統領と中国の習近平・国家主席の電話会談で合意の上、実現した」と説明した。
ウクライナのクレバ外相は李特別代表と会談したが、ゼレンスキー大統領との会談が実現したかについては明らかにしなかった。
クレバ外相は李特別代表との会談で「ウクライナの主権と領土保全の尊重に基づき、持続可能かつ正義の平和回復」について説明したという。
ウクライナ外務省によると、クレバ外相は「ウクライナが領土を失うことや、(現在の)紛争凍結に関するいかなる提案も受け入れられない」と強く訴えたという。
またクレバ外相は「ゼレンスキー大統領の平和公式、黒海穀物協定、核の安全など重要な国際的努力の履行には中国の関与が重要だ」とも強く訴えた。
キム・イェジン記者