韓国の警察章
10代の男子中学生2人が「たばこを吸うな」ととがめられたという理由で40代の女性を蹴ったり靴を投げるなど無差別暴行を加える事件が発生した。
大邱(テグ)西部警察署は22日、「40代の女性に対する共同暴行容疑で15歳と16歳の男子中学生を捜査している」と明らかにした。
MBNは21日、当時の状況を写した映像を公開した。映像の中で10代の生徒らは暴行された女性が携帯電話で警察に通報しようとすると靴を投げ、頭を蹴った。
女性が背を向けると走って飛び蹴りを加えたりもした。その後倒れた女性が立ち上がろうとするとまた蹴飛ばした。
暴行に加担していない別の中学生は友人の暴行場面を動画で記録しながらあざ笑っていた。
加害生徒らは女性が逃げられないように行く手を阻んでしばらく暴行した後に逃走した。被害女性は全治3週間の診断を受け治療を受けている。
加害生徒は「たばこを吸うな」と言う女性に憤怒して暴行に及んだという。
警察は加害生徒に対する捜査に入った。警察は触法少年の年齢を超えている点を考慮して共同暴行を適用する方針だ。