フランス、立役者を自任 ゼレンスキー氏の広島サミット参加で

[ad_1]

フランス、立役者を自任 ゼレンスキー氏の広島サミット参加で

G7開催地の広島で言葉を交わすフランスのエマニュエル・マクロン大統領(右)とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(2023年5月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【写真】G7サミット、広島でお好み焼き作り体験

 エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領はサウジアラビアで開かれたアラブ連盟首脳会議の参加国、さらには広島サミットに招待されているインドやブラジルなど新興国の首脳と会談できるよう、水面下で動いていた。

 マクロン氏の顧問によると、ゼレンスキー氏が14日、パリを訪れマクロン氏と会談した際にすでにゼレンスキー氏のサミット参加案が浮上。ウクライナ側は17日、翌18日の航空便を手配できるか問い合わせてきたという。

 これを受けて仏空軍のエアバス(Airbus)A330型機がウクライナとの国境に近いポーランド国内でゼレンスキー氏を乗せ、まずサウジに向かった。同氏はアラブ連盟首脳会議に参加した後、20日、来日した。

 同機にはマクロン氏のウクライナ問題担当顧問のイザベル・デュモン氏も同乗。ゼレンスキー氏は機内で「入念な」準備をしていたという。

 広島市内のホテルでゼレンスキー氏を迎えたマクロン氏は、ゼレンスキー氏のサミット参加は「ゲームチェンジャーに成り得ると思う」と語った。ゼレンスキー氏は、アラブ諸国から「非常に前向きなシグナル」をすでに得たと応じた。

 フランスとしては、ロシアによるウクライナ侵攻を非難していないインドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相ら、鍵を握る一部首脳と会談することが極めて重要とみている。実際、20日に行われたモディ氏との会談では、「この問題(ロシアの侵攻)を解決するため、インドそして私個人としてもできるかぎりのことをする」との言質が得られた。

 フランス政府当局者は、ゼレンスキー氏を広島サミットに招待するだけでなく、21日の拡大会合などの機会を利用してインドなど新興国の首脳と会談できるよう、G7議長国の日本を説得することができたと振り返った。同当局者は「これはフランス発のイニシアチブだ」と強調した。【翻訳編集】 AFPBB News

[ad_2]

Source link