嵐、キンプリ…脈々と築いてきた関係が寸断!「ムヒ」新CMに中川大志を起用の衝撃

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嵐、キンプリ…脈々と築いてきた関係が寸断!「ムヒ」新CMに中川大志を起用の衝撃

新イメージ・キャラクターは中川大志に(C)日刊ゲンダイ

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 ジュリー社長はジャニー氏の性加害の事実を「知らなかった」と述べ、社長職も辞さないと言い切った。ジュリー社長の動画を見たスポンサーたちは、「ジャニーズ事務所はしっかりした危機管理が行われていない」「このままジャニーズと付き合いを続ければ、消費者に性加害の片棒を担いでいると誤解されかねないのでは……」と少なからず動揺しているという。

 こんな混沌とした状況の中で、いち早く企業として高い危機管理能力を示したのが、かゆみ・虫さされ薬の『ムヒシリーズ』を製造・販売する株式会社池田模範堂(本社:富山県中新川郡上市町)だ。
 
 同社とジャニーズ事務所の取引関係は、10年以上に及ぶ。主力商品の『ムヒシリーズ』のイメージ・キャラクターは2010年から2021年2月まで嵐・相葉雅紀(40)が務め、その後を引き継ぐかのようにKing & Princeの平野紫耀(26)がプロモーション戦略の重要な役割を果たしてきた。

 ところが、今月から始まった同CMの新キャラクターは、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で好感度が急上昇している中川大志(24)に替わった。

■CMの“ジャニーズ枠”を狙う大手芸能プロダクション

「新イメキャラの選定は、今月22日をもってキンプリを脱退・退所した平野を想定して行われたそうです。ジャニーズ事務所は13年以上にも及ぶ『ムヒ』への高い貢献度を理由に、自分たちの別の若いアイドルタレントの名前をプレゼンしたそうです。噂ではSnow Manの目黒蓮(26)、なにわ男子の道枝駿佑(20)だと言われていますが定かではありません。

 それにもかかわらず、新キャラクターに選ばれたのは、中川でした。池田模範堂がキャラクターの変更を決めたのは、時期的に『週刊文春』が本腰を入れて性加害報道を始めたばかりの頃ですから、将来を見据えた同社には先見の明があったということでしょう」(広告業界関係者)

 そして今、池田模範堂のように、広告業界において“ジャニーズ離れ”が水面下で動き始めていると噂されている。

「にわかに色めき立っているのは大手芸能プロダクションです。ジャニーズ事務所の所属タレント枠がスッポリ空きかねない状況に、虎視眈々と準備中といったところでしょうか」(芸能プロ関係者)

 広告業界関係者によれば、「ジャニーズ事務所のタレントとはすぐに契約解除はしないけれど、しばらく継続契約した後に新規契約を結ばない」という方針だという。

 テレビからジャニーズ事務所の所属タレントが姿を消すことはないだろうが、NHK「紅白歌合戦」のMCや出場枠等に影響が出るのも時間の問題だろう。今回の性加害問題によって事務所のスケールダウンは必至なのかもしれない。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

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