視聴者の不満は遅いテンポと既視感…TBS系ドラマ「ペンディングトレイン」が苦戦のワケ

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視聴者の不満は遅いテンポと既視感…TBS系ドラマ「ペンディングトレイン」が苦戦のワケ

(左上から時計回りに)山田裕貴、赤楚衛二、上白石萌歌、間宮祥太朗(C)日刊ゲンダイ

【写真】「漂流教室」で数学教師役を演じた窪塚洋介

「恋はつづくよどこまでも」「着飾る恋には理由があって」などを手がけた脚本家、金子ありさ氏のオリジナル作品で、通勤や通学などの乗客で混み合う列車が突然、急停車すると、車外には携帯電話の電波も通じない見知らぬ世界が広がっていた……というストーリー。

 主人公のカリスマ美容師、萱島直哉を山田裕貴(32)、正義感あふれる消防士の白浜優斗を赤楚衛二(29)、高校の体育教師、畑野紗枝を上白石萌歌(23)がそれぞれ演じているのだが、初回視聴率が7.6%だったことを考えると、やや苦戦していると言わざるを得ない。

 ネット上では《最初は良かったけれど、ダラダラとした人間関係の描写がずっと続いて面白くない》《元の世界に戻れるのか、戻れないのか。これから、どうするのかという話が全然出てこない》……などと、最近は若者らが映画やドラマを「倍速視聴」する傾向にあるからなのか、ストーリー展開のテンポの“遅さ”に不満を抱いている視聴者は少なくないようだ。

 さらに“不振”要因の一つが、「既視感」だという。

「過去の世界に戻ったり、未来に行ったりする、いわゆるタイムトラベルの映画やドラマは、これまでも数多く作られてきました。そのため、視聴者は『この設定、どこかで見たな』と飽きてしまうのです。今回の作品は楳図かずお氏の漫画『漂流教室』が原作となった、2002年のフジ系ドラマ『ロング・ラブレター~漂流教室~』と設定が似ていると指摘されているため、なおさらなのでしょう」(芸能ライター)

 第6話の終わりの場面では、夜空に怪しく光るオーロラが出てくるのだが、この場面は2000年に公開された、タイムトラベル映画の「オーロラの彼方へ」が思い出される。

 初回のオープニングで畑野が抱いていた乳児は何なのか。突然、登場した物理学教授(蓮見涼平)役の間宮祥太朗(29)はどんなカギを握っているのか。謎解きはまだまだこれからだが、これまでの作品にないアッと驚く展開を期待したい。

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