レオパレス施工不良1万9000棟、10月末の改修完了に暗雲

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 賃貸アパート大手のレオパレス21は9日、施工不良問題に関連し、自社が手がけた物件で、不備があるものが6月末時点で1万9689棟になったと発表した。5月末時点から約3000棟増えた。一方、改修が完了した物件は839棟で、5月末時点から13棟しか増えなかった。同社に対し、国土交通省は10月末までに、すべての不備物件の改修を終えるよう指示している。だが、現在の改修率は4%に過ぎず、10月末までの完了は厳しい状況だ。

 同社は、全施工物件3万9085棟で、不備の有無を調査している。6月末段階での調査終了は2万5992棟で、75%に不備があったことになる。今後も、1万3千棟を調査することになっている中で、不備物件の上積みは必至だ。

 また、改修は遅れが目立つ。宮尾文也社長は、「10月末までの改修を必ず終える」と再三発言し、現時点でも方針の変更はないという。しかし、今年4月末時点の改修完了は800棟で、この2カ月で39棟しか完了していない。このペースならば10月の改修完了は困難だ。改修の遅れで、入居者、アパートオーナー、株主など関係者からの信頼をさらに失うことになる。

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