祇園祭の京都で鉾建て始まる 参院選の各陣営も配慮

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祇園祭の鉾が組み立てられる中、支持を訴える候補者 =10日午前、京都市下京区(永田直也撮影)
祇園祭の鉾が組み立てられる中、支持を訴える候補者 =10日午前、京都市下京区(永田直也撮影)
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 京都・祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行(17日)を1週間後に控えた10日、京都市の四条通周辺で、巡行する鉾を組み立てる「鉾建て」が始まった。激しい選挙戦が続く参院選京都選挙区(改選数2)だが、祭りのムードに水を差すようなパフォーマンスは逆効果。有権者の反感を買わないよう、各陣営が配慮に工夫を凝らしている。

 この日は、巡行の先頭を行く長刀(なぎなた)鉾や月鉾で作業。職人らが、くぎを使わず縄だけで木材を固定する伝統技法「縄がらみ」を駆使し、手際よく組み立てていった。京都市ではこの日以降、市内中心部の道路が一部通行止めとなるほか、14日(宵々々山)から16日(宵山)には午後6時から烏丸通や四条通などが歩行者天国に。昨年の宵山では約24万人の人出でにぎわった。17日にはメインとなる山鉾巡行が行われる。

 自民党現職の陣営では、「京都市内を外して、あまり近づかないようにする」と話す。これまでも祇園祭と大型選挙が重なったときには同様の対応を取ってきたといい、候補者本人は10日には府北部の伊根町や京丹後市などで街頭演説をする予定だという。

 共産党現職は宵々山にあたる15日に党幹部が京都入り。「この機会を生かしたい」と午後6時から、歩行者天国のエリアから少し離れた四条大宮(京都市中京区)で演説会を開くほか、浴衣姿の女性がビラを配ってアピールするという。

 立憲民主党新人の陣営も宵山の16日午後8時から、四条大宮で祭りを楽しむ人たちにマイクを持たずに話しかけ、支持を呼びかける予定。陣営は「雰囲気を壊すような派手なパフォーマンスを行うのは逆効果。控えめに好感度アップを狙っていきたい」と話す。

 これまでの参院選では各陣営に行事日程を伝えるなどした祇園祭山鉾連合会だが、今回はあえて伝えなかったという。関係者は「選挙に関わる人たちには毎回好意的に協力してもらっているし、よくわかってもらっている」としている。

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