仏画家、フランソワーズ・ジローさん。パリのアトリエで(2004年4月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】スペインの巨匠パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の愛人でミューズでもあった仏女性画家フランソワーズ・ジロー(Francoise Gilot)さんが6日、亡くなった。101歳。
【写真】1953年当時のフランソワーズ・ジローさん
仏パリのピカソ美術館(Picasso Museum)がAFPにジローさんの死亡を確認した。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が先に、心臓と肺を患っていたジローさんが死亡したと報じていた。
ジローさんは21歳だった1943年、ナチス・ドイツ(Nazi)占領下のパリでピカソと出会い、10年ほど愛人関係にあった。
2人は結婚しなかったが、47年に息子クロードさんが、49年に娘パロマさんが生まれた。ジローさんは53年に別れを決意すると、再び絵を描き始めた。
ジローさんの作品は米ニューヨークのメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)やニューヨーク近代美術館(MoMA)、パリのポンピドー・センター(Pompidou Centre)などに展示されている。【翻訳編集】 AFPBB News