5日のロッテ戦、引き分けに終わり、ファンへのあいさつのため整列に向かう岡田監督(右から2人目)ら阪神ナイン(撮影・立川洋一郎)
甲子園で5日に開催された「阪神-ロッテ」は延長12回を終えても決着がつかず、7-7のドローとなった。午後6時の試合開始から午後11時7分の試合終了まで完全中継したのが兵庫県内のテレビ局「サンテレビ」。地上波での中継が減り、しかも試合終了まで放送されないケースが増えるなか、貴重な完全中継にネット上が沸いた。
午後9時20分ごろには、延長中継の際のサンテレビおなじみのテロップ「この後の番組は、野球中継が終わり次第お送りします」が流れ、結果的には5時間超、午後11時15分まで中継されたこの試合。サンテレビの公式ツイッターでもこの延長告知がツイートされると、「いつもいつも最後まで放送してくれてありがとうございます こんな放送局 日本中探してもない」「長時間の中継お疲れ様でした」「受信料払わしてくれw」「完璧なCMの入れ方、最初から最後まで放送してくれるサンテレビ!神」「関西に引っ越そうかな まじ関東全然地上波やらないし」などの反応が寄せられた。
ツイートに添えた写真をよく見ると、細長い青地のタオルに「この後の番組は、野球中継が終わり次第お送りします」のおなじみの文が。実はこれ、「サンテレビボックス席 延長告知マフラータオル」(税込み1650円)というサンテレビのオリジナルグッズ。公式HPによると、「昨年の『サンテレビボックス席展』で初登場し初日に完売!その後増産し再販しても3日で完売した大人気商品です!」と紹介されている。