6日、ウクライナ南部ヘルソン州で、決壊したカホフカ水力発電所のダム=ロイター
元陸上自衛隊東部方面総監の渡部悦和氏と東大先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏が8日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ロシアが占拠するウクライナ南部カホフカ水力発電所のダム決壊について議論した。
渡部氏は、ウクライナによる攻撃とするロシアの主張について、「外からの力だけで崩壊は起こらない」と述べ、ロシアによる爆破との見方を示した。小泉氏はダム決壊の影響について、「ウクライナはロシアの兵力をヘルソンに引きつけることができなくなった」と語った。