
「三四郎」小宮浩信
お笑いコンビ「三四郎」が13日放送のテレビ朝日系「ロンドンハーツ」(火曜・後11時15分)に出演し、“解散逆ドッキリ”の様子が放送された。
この日は「こんなドッキリやってましたSP」と題し、過去に放送したドッキリを紹介。2018年8月31日放送の「三四郎 相方ドッキリ」の映像を振り返った。“じゃない方芸人”と呼ばれてしまっている相田周二は事前インタビューで「小宮が本当に僕のことを必要としているのか」と語り、ドッキリで「コンビ愛を確かめさせていただきたい」とした。
番組では、小宮の本音を逆ドッキリで検証。作戦は、「アメトーーク!」の「じゃない方芸人」のニセドッキリロケで、相方の小宮浩信に仕掛け人になってもらい、小宮が解散話を持ち掛ける。相田が解散を受け入れ、そのニセロケ終了後に今度は相田が小宮を別場所に呼び出し、改めてコンビ解散を切り出す…というプランだ。
ターゲットの小宮は打ち合わせで、スタッフから「もし解散話をしたらなんて言うと思う?」と聞かれ、「『一緒にやっていこうよって。M―1とかもあるし』って言ってくれますね。それは自信ありますね」と相田の反応を予想した。
居酒屋で真剣な表情で話し合う2人。小宮は相田のダメ出しをして“前フリ”をした後に「だからもうお互い、各々…解散」と仕掛けた。本当の仕掛け人の相田は「マジで言ってんの?」と知らないフリをして演技し「じゃあ小宮がそんだけ言うんだったら、解散しようか」と、予定通り受け入れた。
相方の予想外の反応に、小宮は「うん!?」と小さい声で聞き返す。スタジオの有吉弘行は「『うん!?』はダメだよ!お前から言い出したんだろ!」とツッコんで爆笑した。VTRに戻り、相田は渾身の演技を続け「解散しようって思わせちゃったのは申し訳ないなと思うし」。すると小宮は「イヤイヤイヤ、大丈夫よ」と相方を擁護し、挙動不審に。「それでいいの?どうすんの?そんな簡単に決められるもんじゃない」とも言い始めた。
1軒目でニセロケのネタバレを行い、相田は小宮を連れて2軒目のバーへ。密室で2人になり、相田はドッキリを開始。「さっきさあ、解散ドッキリみたいな…こういう機会だからってわけじゃないけど、ちょっと…解散したいなと」と真剣なトーンで切り出した。
小宮は「ハッ、どういうこと?」とリアルに驚く。相田は「小宮一人でも別にいいのかなって思うことが多々あってさ。進行もそつなくできるし」と説明。小宮は「やりがいが感じられないんだもん。何で解散?」と食い下がり、相田は「声の仕事をマジでやりたいの。ナレーターとか」とウソの理由を話した。
それを聞いた小宮は「僕がヘンテコな声だからちょっとイイ声に聞こえるだけであって、世間でいったらただのクズだよ」と一蹴。そして「お笑いの世界だって相田のこと求めてる人いっぱいいるじゃん」と相方を褒めたが、相田は「何で俺じゃないといけないのかが分からない」と演技を続けた。
すると小宮は「お笑いのツボとかが合ったりとかじゃん?笑うところ一緒とか、学生時代の話ができるとか。あとは楽しくできる。あとは僕より持ってないものがあるから。コミュニケーション能力とかね。思いもかけないようなこととかやる、っていうかさ。あと声がいい。モノマネとかよくできる。笑顔がいい」と必死に褒めちぎって相方を繋ぎとめる。その後、ついに本当のネタばらしが行われると、小宮は「なんだよコレ」「フザけんなよ…うわ、キツい。うわ、なんだよ。ビックリした~!すごいストレスだった」とうなだれた。
この様子を見たネットは「三四郎の解散逆ドッキリしてたの、小宮さんの相田さんを必要とする想いに感動してしまった」「一生懸命相方の良さを伝える小宮氏見ていいコンビだなと」「小宮さん、相田さんの事大好きじゃん」「解散話に必死に別れたくないオーラの小宮かわいい」と感動していた。
報知新聞社