6月22日、ドイツのショルツ首相は、中国に対し台湾などに武力を行使しないよう今週警告したと述べた。ベルリンで21日撮影(2023年 ロイター/Nadja Wohlleben)
[ベルリン 22日 ロイター] – ドイツのショルツ首相は22日、中国に対し台湾などに武力を行使しないよう今週警告したと述べた。
中国の李強首相は今週、ドイツを訪問。ショルツ首相は李首相が率いる大規模な中国代表団と会談した。
ショルツ首相は議会で「われわれは、東シナ海と南シナ海の現状を武力や強制力によって変えようとする一方的な試みを断固として拒否する。これは特に台湾について言えることだ」と発言。「われわれは中国での人権や法の支配の状況についても懸念している」と述べた。
ショルツ首相は、トルコに対しスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を承認するよう要求。次回のNATO首脳会議までに加盟が認められるべきだと述べた。