大阪府田尻町選挙管理委員会は12日、町役場で同日行われた参院選の期日前投票で、有権者1人に、比例代表の投票用紙として誤って大阪府選挙区の用紙を手渡すミスがあったと発表した。
投票用紙の交付は男性職員1人が担当。同日午前11時ごろ、選挙区に投票した後の有権者に白色の比例用紙を手渡すべきところ、間違って黄色の選挙区用紙を再び渡したという。
投票後、立会人からの指摘で、残っている投票用紙を数え直してミスが判明した。この有権者の比例代表の投票は無効票となる。職員は「どの有権者の投票で間違えたのか分からない」と話しているという。