中学教諭がリベンジポルノで停職処分　兵庫・加古川

兵庫県教育委員会は２７日、元交際相手の女性の性的な画像などをツイッターを通じて拡散したとして、同県加古川市立中学校の男性教諭（２４）を同日付で、停職６カ月の懲戒処分にしたと発表した。

県教委によると、男性は今年４月に教諭に採用されたが、昨年１２月～今年４月、ツイッターで「＃晒し」などと投稿し、不特定多数のユーザーに女性の性的な画像を送ると呼びかけていた。約５０人の希望者にダイレクトメッセージ（ＤＭ）を通じて、元交際相手の女性の性的な画像や動画、運転免許証の画像を送ったという。

県警は今年４月、リベンジポルノ防止法違反の疑いで、男性の自宅を家宅捜索。現在も在宅での捜査が続いている。男性教諭は県教委に対して「別れたストレスの発散だった」と事実関係を認めており、「慕ってくれていた生徒の心を傷つけてしまい、ただ謝ることしかできない」などと述べているという。