ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、ウクライナはロシアとの戦争が継続している間は北大西洋条約機構(NATO)に加盟できないと理解しているが、戦争終結後にNATOに加盟できることを示すシグナルを受け取りたいと述べた。キーウで撮影(2023年 ロイター/Alina Smutko)
[キーウ 28日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、ウクライナはロシアとの戦争が継続している間は北大西洋条約機構(NATO)に加盟できないと理解しているが、戦争終結後にNATOに加盟できることを示すシグナルを受け取りたいと述べた。
ゼレンスキー大統領はウクライナを訪問しているポーランドとリトアニアの首脳との共同記者会見で「戦争継続中はNATOに加盟できないことは理解している。ただ、戦争終結後に加盟できると確認したい」と述べた。
また、NATO加盟が実現するまでの安全保障も望むとし、来月にリトアニアで開かれるNATO首脳会議でウクライナが安全保障を得られるというシグナルが示されることを望むと述べた。