【単独インタビュー】ロシア人反政府武装組織幹部「ロシア解放はロシア人の仕事」 新政府の樹立めざすロシアの「影の議会」には“匿名”現役議員も…

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【単独インタビュー】ロシア人反政府武装組織幹部「ロシア解放はロシア人の仕事」 新政府の樹立めざすロシアの「影の議会」には“匿名”現役議員も…

日テレNEWS

■ワグネルの反乱は「インスピレーション」

【単独インタビュー】ロシア人反政府武装組織幹部「ロシア解放はロシア人の仕事」 新政府の樹立めざすロシアの「影の議会」には“匿名”現役議員も…

ロシアへの越境攻撃を宣言する「ロシア自由軍団」(2023年5月公開 ロシア自由軍団SNSより)

インタビュー冒頭、ポノマリョフ氏は6月24日にロシアで起きた民間軍事会社「ワグネル」創設者のプリゴジン氏による反乱について、小規模部隊でモスクワに迫ったとして、「ロシア自由軍団」にとって参考になるとの認識を示した。

【単独インタビュー】ロシア人反政府武装組織幹部「ロシア解放はロシア人の仕事」 新政府の樹立めざすロシアの「影の議会」には“匿名”現役議員も…

反乱を起こした「ワグネル」創設者のプリゴジン氏(2023年6月24日公開 プリゴジン氏SNSより)

ポノマリョフ氏
「我々にとってあきらかにインスピレーションの源です。プリゴジンが行ったことは我々の計画にとても似ており、我々の方針の正しさが示されたと考えています。また同時に、反乱は今の(プーチン)政権がいかに脆弱で崩壊しつつあるかを示しました。我々に必要なのはプリゴジンがやらなかった『最後の一押し』をすることです」
「ワグネルはたった4000人でモスクワへ向かいました。これは我々が十分だと考える想定とほぼ同じであり、プリゴジンは我々の理論(の正しさ)を立証しました。とても感謝しています」

また、ワグネルの部隊に対応したロシア側の軍・治安当局の動きは参考になるとしつつも、わずか一日で収束した反乱そのものについては、プーチン大統領とプリゴジン氏の間で個人的に計画されたものだったとの見方も示した。

ポノマリョフ氏
「反乱のごく初期の段階から、我々はプリゴジンがモスクワに入り、プーチン排除を目指すことはないと予想しており、その通りになりました。我々は(反乱の失敗という)結果に失望していません。プリゴジンにクレムリン入りしてほしいとは全く思いませんし、それは我々にとって助けというよりは問題となったでしょう」

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