
FNNプライムオンライン
イタリア・ローマのコロッセオの壁に、観光客が落書きをする事件が発生した。
壁の前に立つ、男女。
【画像12枚】過去には万里の長城でも落書き被害が…
何をしているのか、近づいた動画の撮影者が思わず叫んだ。
撮影者:
正気か!?最低だ。
男性がカギで壁を引っかいて、落書きをしていた。
この壁は、イタリア・ローマにある世界遺産、コロッセオの壁だった。
男性は悪びれる様子もなく、カメラに向かって笑みを浮かべる。
どうやら、壁に自分と女性の名前を刻んでいたようだ。
地元のメディアによると、警察が捜査中。
落書きをした男性には、少なくとも約235万円の罰金と、最高5年の懲役が科せられる可能性があるということだ。
万里の長城や東大寺の法華堂も被害
世界遺産への落書きは、各地で後を絶たない。
中国の万里の長城では、壁一面に無数の落書きが彫られた。
日本でも、2017年、奈良市の東大寺の法華堂に、ハングル文字のような落書きが見つかったことがあった。不届き者がいるのは、万国共通のようだ。
(「イット!」 6月28日放送より)
イット!