気配消して移動中にヒグマに襲われ男性けが 環境省の事業従事中

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北海道羅臼町

【図解】もしも、クマと遭遇してしまったら…

 同事務所によると、ヒグマは雄の成獣(150キロ以上)と推定される。作業員は襲われた際、持っていたクマスプレーを噴射、ヒグマは逃げたという。

 現場は知床半島ヒグマ管理計画における世界自然遺産地域の核心地域。作業員は、捕獲事業を受託した知床財団に雇用され、エゾシカの捕獲のため、台地上の丈の高い草原で気配を消しながら移動中だった。不意な遭遇で驚いたヒグマが、防衛のために反撃に出たとみられることから、捕獲は考えていないという。【本間浩昭】

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