キャリーケース引きずり逃走か…切断遺体 被害者は62歳の男性 妻からの不明届で判明

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事件があったのは、街がにぎわう週末の夜でした。1日土曜日午後10時20分ごろ、男性と女性の服装をした2人が、札幌市のホテルに入っていきました。その約3時間後、フロントに女性のような声で「1人で先に出る」という趣旨の電話がかかってきたということです。施錠をフロントが遠隔で開けるタイプの部屋だったそうです。

チェックアウトの午前11時を過ぎても男性は出てこなかったため、フロントから正午ごろと午後1時ごろに電話をしました。それでも応答がなかったため、従業員が午後3時ごろに入ったところ、男性の遺体を発見しました。男性の遺体があったのは、浴室でした。

首が切断されていたものの、血の跡は部屋などに残っていなかったそうです。首を切断された傷ではない致命傷があり、殺害後に首を切断されたとみられています。
元大阪府警刑事・中島正純さん:「首を持って帰ることについては、2通り考えられる。1つは、顔がわからないことで、身元を判明するのを遅らせる。もう1つは、首を持ち帰ることは、何らかの愛情とか、いとおしさで持ち帰ったのではないのか。非常に猟奇的な殺人」

容疑者については、現状、ほとんど情報が入ってきていません。わかっているのは、ホテルに入ってきたとき、白い服装をしていたそうです。しかし、出るときは別の出口から1人で。さらに、黒い服に着替えていて、キャリーケースを引きずりながら、一度、通った道を引き返し、どこかに消えていきました。

警察は、周囲の防犯カメラの映像分析を中心に捜査を進めているようです。
元大阪府警刑事・中島正純さん:「前足と後ろ足といいますけど、事件現場まで、被害者と容疑者の2人が現場まで来た経路を逆にたどっていく。そして、どこから来たのかを特定していく。逆に、事件現場から容疑者が逃走する経路を防犯カメラでたどって、どこまで行ったかを特定していく。防犯カメラにしっかりと顔が映っていれば、それに越したことはないですけど、そういう捜査もしていく」

◆これまでにわかっていることを、改めて、まとめます。

男性の身元は、北海道に住む会社員・浦仁志さん(62)と判明しました。

被害者が発見されたときの状況です。首を切断されたのとは別の傷があり、この傷が致命傷になったとみています。死因は出血性ショックでした。男性の右の下腹部に虫垂炎の手術とみられる痕がありました。被害者の男性が着ていたとみられる衣服・所持品は残されていませんでした。

警察によりますと、今回は、被害者の妻からの行方不明者届により、身元が判明しました。妻から届けが出されたのは、3日午後10時半です。男性の自宅に残る指紋や、虫垂炎の手術痕など、身体的な特徴から身元が判明したということです。

埼玉県警の科学捜査研究所に勤めていた法科学研究センターの雨宮正欣さんによりますと、過去に頭部を持ち去る事件があった際、その理由としては、捜査の遅延、愉快犯、強い怨恨などが動機になっていました。

警察は、防犯カメラに映る人物と、被害者の男性との関係性について、捜査を進めています。

テレビ朝日

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