リケジョはなぜ少ない? 「将来像の手本」不在が影響 男女共同参画白書分析

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 政府は令和元年版男女共同参画白書を決定した。女性の学びの環境を特集し、理工系分野を専攻する「リケジョ」が少ない現状を分析。その背景に、将来像の手本となる身近な人や事例の不在があるとし、キャリア教育や女性が働きやすい環境整備が重要と指摘した。

 白書によると、大学で理工系を専攻する女子学生や企業などで働く女性研究者は少ない。例えば研究者が約42万人いる工学分野を見ると、女性は6・2%にとどまる。

 白書は、女性は大学進学時に就職に有利な資格取得を重視する傾向があるとのデータを紹介。ロールモデル(手本)になり得る理数科目担当の女性教員が少なく、就職時に母親の影響を受けやすいことも強調した。

 出産・育児による離職、再就職が女性の進路選びの前提になっているとの見方を示し、主体的な進路選択の実現にはキャリア教育を充実させ、女性が働き続けられる環境を整えるべきだと訴えている。

 女性のやりがいを引き出すため、長時間勤務や転勤が当然とされる男性中心の労働慣行や、家事や育児を女性が担うといった役割意識の変革も提言した。

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