渡辺九段の順位戦連勝、21で止まる 佐々木八段はA級白星デビュー

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敗れた後、感想戦に臨む渡辺明九段=2023年7月8日午前1時3分、東京都渋谷区の将棋会館、北野新太撮影

【写真】感想戦でひざを抱え、自嘲の笑みを浮かべる渡辺明九段=2023年7月8日午前1時27分、東京都渋谷区の将棋会館、北野新太撮影

 先手の渡辺九段が選んだ作戦は矢倉。佐々木八段が急戦策で対抗したが、互いに間合いを計りあう展開になり、夜になってようやく本格的な戦いに突入した。終盤、優位を築いた佐々木八段が手堅い指し手を続けてリードを広げ、押し切った。

 対局後、和やかな雰囲気の中、感想戦が行われた。渡辺九段は自身の指し手の善悪を振り返りながら、「どこかでもっと攻めなければいけなかった。たらたらやり過ぎた」と反省の弁を述べた。実際の進行とは違う手順に触れながら、「もう眠くて考える気がしない」と冗談交じりにつぶやく場面もあった。

 渡辺九段は2018年から20年にかけて、B級1組で12連勝、A級で9連勝して通算21連勝を記録。その後、名人を3連覇したため、順位戦で対局するのは3年ぶりだった。順位戦連勝記録の1位は森内俊之九段(52)の26連勝で、2位は藤井名人の22連勝。

朝日新聞社

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