「本当に必要なの?」オリックスと阪神、16分の距離で「移動日」を設ける日本シリーズ

阪神甲子園球場

オリックス・バファローズと阪神タイガースの関西対決が熱狂を呼んでいる日本シリーズでは、30日が「移動日」となっています。しかし、驚くべきことに、両チームの本拠地はたったの16分で移動することができるのです。SNSでは、「近いから、休養日でいいのでは」という声が相次ぎ、注目を浴びています。

オリックスの本拠地・京セラドーム大阪(大阪市西区)と、阪神の甲子園球場(兵庫県西宮市)の最寄り駅は、阪神なんば線などで結ばれています。直線距離はわずか約12キロという近さにも関わらず、移動日を設ける必要性に疑問を持つ人々が増えています。

近さによる疑問の声

両チームの本拠地がたったの16分で移動できるという事実に、多くの声が上がっています。SNSでは、「移動日いらんやん」「私の通勤時間より短い」「しっかり休んで」といったコメントが見受けられます。確かに、移動時間がほとんどないのであれば、選手たちはしっかりと休養をとることができるでしょう。

過去の例から考える

一方、2016年の日本シリーズでは、北海道日本ハムファイターズと広島カープが対戦し、移動距離は1200キロ以上にも上りました。このように、本拠地が遠い場合には、チームはチャーター機を利用して移動することが一般的です。しかし、オリックスと阪神の場合は、そこまでの移動手段が必要ないため、移動日を設けることに疑問を持つ人もいるのです。

日本シリーズは、日本のプロ野球界で最も重要な試合の一つです。そのため、移動日の設定には多くの意見があります。近い距離にある両チームの本拠地での試合をより魅力的にするためにも、移動日の必要性について再考してみることも大切かもしれません。

【図表】関西4球団変遷図

日本ニュース24時間では、日本シリーズの注目ポイントや試合結果など、最新情報をお伝えしています。是非、詳細は日本ニュース24時間をご覧ください。

記事の続きはこちら