トレカ「輪ゴム」に批判 山梨県警の主張は

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公開の中で、値段の低いポケモンカードは輪ゴムで縛っていた=4日(平尾孝撮影)

【写真】90万円で売れた、伝説のポケットモンスター「フリーザー」のテレホンカード

そもそもこの問題は、山梨県警と埼玉県警の合同捜査班が、草加市のトレーディングカード(トレカ)販売店から人気アニメ「遊戯王」のカード計約43万円相当を盗んだとして、窃盗と建造物侵入の疑いで、無職の25歳の男を今月4日に再逮捕。この際、押収品を公開したことがきっかけだ。

10万円超の値段がつくプレミアムカードのアップや、押収したポケモンカードや遊戯王カードなどの一部が輪ゴムで縛られている映像や画像がニュースで報道された。これに「輪ゴムでまとめるとカードに傷がつき、商品価値が落ちてしまう」と、SNSなどで、山梨県警を批判する投稿が相次いだ。「価値が下落した場合は警察が補償するのか」とか、「器物破損ではないか」と厳しいものもあった。

一方で「問題なのはカード盗んでることの方だ」とか、「警察が犯人捕まえなければブツが帰ってくる見込みはゼロなんだし、輪ゴムでとめてあるくらいでゴチャゴチャ言うな」といったネットの反論もあった。

こういった状況に山梨県警の担当者に直撃すると、「押収品は証拠品でもあり、バラバラにしてしまうことはできない。一定の単位でまとめておく必要があり、公開の際は、輪ゴムでまとめた」と説明。さらに、輪ゴムを使ったのは公開時だけで、通常は袋などに入れて保管し、傷がつくことがないよう配慮はしているという。

さらに、4日の押収品の公開でも、一定の価格がつくプレミアムカードについては、ガラスケースに入れており、細心の注意は払った対応をしていた。一方で実際に輪ゴムで縛ったカードは、極めて値段が低いものばかりだった。そのため、被害店舗からも、この件で県警に抗議などはないという。

ただ、県警関係者は、「こういった形で批判されることは想定していなかったのは事実。今回のことを教訓にさまざまな点の考慮した対応が必要になる」と話している。

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