(写真:朝鮮日報日本語版) ▲写真=UTOIMAGE
【NEWSIS】北大西洋条約機構(NATO)首脳会議最終日の12日(現地時間)、ロシア軍戦闘機がバレンツ海上空でノルウェー軍機と一時的に対峙(たいじ)する状況が発生した。
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スプートニク通信などが12日に報じた内容によると、ロシア国防省はこの日発表した声明で、自国のミグ31戦闘機がノルウェー空軍所属のP8A海上哨戒機「ポセイドン」と対峙したという。
ロシア国防省は「ノルウェー軍のP8Aによる領空侵犯を阻止するためミグ31が緊急発進した。P8Aはロシア軍戦闘機が接近したためロシア領空の反対方向に向かった」と伝えた。
ロシア国防省は「P8Aはロシア領空を侵犯することはなかった」とした上で「ロシア軍戦闘機の出撃は中立海域上空に対する国際法を厳格に順守し、安全に行われた」とも主張した。
ただしロシア国防省はP8Aとミグ31がどれだけ接近したかは明らかにしていない。
この日は今回のNATO(北大西洋条約機構)首脳会議最終日だった。先進7カ国(G7)首脳らはロシア軍の侵攻を受けたウクライナ対し「戦争終結後もロシアに対する抑止力確保のため、軍事面での支援を引き続き行う」とする共同声明を発表した。
ムン・イェソン記者