〝国会議員3割削減〟の衝撃 維新・吉村洋文氏が激白 「身内に甘く…増税路線の岸田政権と違い出す戦術」鈴木氏

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日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪府知事

【写真】安倍氏銃撃現場を訪れ、花束を手向けた吉村氏

「国会も議員の定数や報酬の削減から始めるべきだ。維新が自民に取って代われば直ちに定数の3割削減を実行する」

吉村氏は、日経電子版のインタビューにこう語った。

注目のインタビューで、吉村氏は大阪府議会で実行した定数削減を振り返り、経済成長や賃上げできない社会の「閉塞(へいそく)感」に触れ、自民党政権に苦言を呈した。「自民に任せていたらまずいよな、ということを多くの国民が意識し始めているのではないか」とも語っている。

国会議員定数は現在、衆院465人、参院248人の計713人。3割削減となれば、約200人も減ることになる。

橋下徹氏が地域政党「大阪維新の会」の代表で、大阪府知事だった2011年、府議会は定数109を88人に減らす条例改正案を可決した。今年4月の府議選は、さらに79人まで減らして実施された。まさに維新は「身を切る改革」を断行してきた。

維新は政策集「維新八策2022」でも、議員定数や報酬の3割削減、調査研究広報滞在費(旧文通費)の使途公開、「国会議員に付与されている各種の特権全般について抜本的な見直し」などを掲げてきた。

今春の統一地方選などで維新は議席を伸ばし、次期総選挙では野党第一党を目指して候補者擁立に動いている。

吉村氏の発信をどうみるか。

ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「維新が地方選で躍進したのは、自民党に不満を持ちながらも、立憲民主党のリベラル色にも距離を置く保守層を含む無党派層が背景にある。吉村氏は普段、政局よりも理念を意識する人だが、政局を意識しているかもしれない。身内に甘く、国民に負担を強いる増税路線を歩む岸田政権に対し、自民党にはできず、維新の一丁目一番地である『身を切る改革』を前面に打ち出す戦術だろう。このタイミングでの発信は、国民の心にグッと響くのではないか」と語った。

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