私語禁止、壁に向かって食事…都の児童一時保護所「人権侵害」 第三者委指摘

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 虐待などが疑われる子供を一時的に預かる東京都内の一時保護所で私語を禁止していたり、壁に向かって食事をするなどのルールを決めていたりして、都の第三者委員会が「人権侵害に当たる」と指摘していたことが分かった。都は指摘を受け、今年度から職員や入所定員を増やす措置を取った。

 3月に都に提出された第三者委の意見書によると、委員が都内に7カ所ある一時保護所を訪問し、職員や子供に聴取。「プライバシーの保護」を理由に、子供同士の会話を禁止していたほか、目を合わせることまで禁じる指導をしていた所もあったという。

 食事の際には、お茶の追加や布巾の使用で逐一、職員に許可を得なければならない保護所があり、「子供同士のトラブルを避けるため」として子供が壁に向かって食事をしている所もあったという。

 私語や無断外出などルールを破った場合、漢字の書き取り学習を長時間させたり、体育館やグラウンドを何周も走り回されたりする実態も確認。第三者委は「指導の名の下に罰を与えている」と追及した。

 こうした実態の背景には、子供の定員超過があり意見書では「定員を下回る日がほとんどなく、詰め込まれている」と記載している。

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