広末不倫問題にフランス哲学者「フランスでは不倫は存在しない」15歳で40歳と略奪婚し大統領になったマクロン…

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理知的なRagaloの小倉知己と対照的に「暑すぎる」鳥羽周作

 イタリア料理のシェフによる料理動画は数多いが、過剰なパフォーマンスで〝イタい〟演出の動画が多数散見されるなか、小倉知巳シェフは、冷徹で緻密な論理で、ひとつひとつの工程の必然的な意義を正確に講義してくれる(とはいえ、動画の最後には、作った品の熱さをこらえて食するお茶目なリアクション芸と、二日酔いへの効能に関するコメントという〝お約束〟も忘れない)。

 小倉シェフの妙に〝理屈っぽい〟口調は、(最近炎上している)山下達郎のラジオ番組における語りを彷彿させるものがあり、私のお気に入りであったのだが、ある回から、小倉シェフとは対照的な存在感の人物–––巨漢、満面の髭、理論より体力、語学が苦手そう–––がしばしばゲスト出演するようになった。それが鳥羽周作であったのだ。正直言うと、少々苦手なキャラである。

 私にとって、鳥羽周作は、小倉知巳の〝理性の統べる世界〟に闖入する暑くるしい〝ノイズ〟でしかなかった。だから、「有名芸能人」である広末涼子との「W不倫」の醜聞が流布されたときも、彼女の相方がこの〝料理人の〟「鳥羽周作」であるとにわかには同定できなかった。とはいえ、小倉知巳のステージでは脇役であった鳥羽周作は、こうして、料理の世界とはまったく無縁なところで、一挙に〝主役〟の座に躍り出ることになったのである。

昔の日本語では、「愛」は即「不義(浮気)」を意味していた

 この事情は今でもあまり変わっていないようだ。「不倫」とは、字義どおり「倫理的ではない」、つまり「人の道をはずれている」ということだ。したがって、「不倫」はもはや〝当事者の問題〟ではなく、社会的悪徳でありタブーなのである。

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