米国防総省は25日、ウクライナに対する4億ドルの追加的な安全保障支援を発表した。防空ミサイルや装甲車「ストライカー」、高性能地対空ミサイルシステム「NASAMS」用弾薬、ドローン(無人機)などが含まれる。写真は6月19日、ウクライナ東部ドネツク州の戦場で撮影(2023年 ロイター/Radio Free Europe/Radio Liberty/Serhii Nuzhnenko via REUTERS)
[ワシントン 25日 ロイター] – 米国防総省は25日、ウクライナに対する4億ドルの追加的な安全保障支援を発表した。防空ミサイルや装甲車「ストライカー」、高性能地対空ミサイルシステム「NASAMS」用弾薬、ドローン(無人機)などが含まれる。
また、今回初めてフリアーシステムズ社製の偵察ドローン「ホーネット」が供与されるという。
米国による対ウクライナ軍事支援策はロシアの侵攻開始以降43件目となり、総額は430億ドルを超える。
ブリンケン国務長官は今回の追加支援について、ロシアが先週、黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)履行を停止以降、ウクライナの港やインフラを攻撃していることを指摘。戦争の終結まで「米国とわれわれの同盟国やパートナーはウクライナとともに立ち向かう」と述べた。