山口真由氏、福原愛さんの“子供連れ去り”巡る裁判所決定の背景推測「レッテルを剥がそうと…」


会見で目に涙をためる江宏傑氏(AP)

【写真】会見に臨む福原愛さんの元夫の江宏傑氏、大渕愛子弁護士

 江氏は27日、都内の日本外国特派員協会で「福原さんによる子供の連れ去りに関して訴える」と題した緊急会見を開き、「長男に会いたい」と訴えた。離婚翌年の2022年7月、福原さんが長男を台湾から日本に連れていった後、連絡が取れずにいるという。今月20日に東京家裁で、福原さんから江さんへ、長男の引き渡しを命じる審判が出たと公表した。「しかしながら、現在に至るまで応じられていない」とし、未成年者誘拐罪での刑事告訴も視野に入れるなど泥沼化している現状を、つまびらかにした。

 一方、福原さん側は会見後に声明を出し、「福原愛さんと江宏傑さんの裁判は、現在、日本と台湾の新竹市の裁判所において家事事件が審理されています。いずれの国の事件も家事事件であり、誘拐等の刑事事件は全くありません。また、そのような刑事事件に当たる事実も全くありません」と反論。双方の意見は真っ向から対立している。

 国際結婚と離婚の増加にともない、子どもの親権をめぐるトラブルが多発しているとされる。山口氏はツイッターで「福原愛さんの件、日本はもともと母が子どもを連れて帰国し、日本での安定した生活が継続すれば裁判所もその現状を肯定する傾向にあり、それが子連れ帰国に寛容な国というレッテルとして国際的に批判されてきた」と解説。江さんが会見で、福原さん側に長男の引き渡しを命じる裁判所の決定が下ったと公表したことを受け、「最近、このレッテルを剥がそうという司法の強い意思を感じるケースが見られ、その一貫かも」と私見を述べた。



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