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メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(29)は体の状態が心配されていたが、30日も先発出場し、周囲の不安を払拭(ふっしょく)した。
ここ2試合、けいれんにより途中交代していた大谷選手だが、医療チームのチェックを受けたうえで、トロント・ブルージェイズ戦に2番・指名打者で出場。
ネビン監督(52)は「彼は体のケアの仕方を熟知している。彼は“アイアンマン”なんだ」と称賛した。
しかし、そんな“鉄人・大谷”に、いきなりのデッドボール。
左足にボールが当たると、思わず叫び声を上げ、痛がったが、けがには至らずそのまま1塁へ。
続く第2打席では、変化球を右中間へはじき返した。
前日、両足のけいれんで交代したことを感じさせない激走を見せ、3試合連続安打となる2ベースヒット。
すると、プレーオフ進出を争う相手のブルージェイズが、大谷選手を警戒し、2打席連続で「申告敬遠」。
主砲のバットを封じられたエンゼルスが、痛い逆転負けを喫した。
またこの試合、4番のウォード選手が、顔面にデッドボールを受け、負傷交代。
プレーオフ進出へ厳しい戦いが続く。
(写真: AFP=時事)