【漫画】行きつけのカフェでひとり時間を楽しむ女性、店員の言葉で「もう無理」共感殺到【作者インタビュー】


ひとりで過ごしたいから、モブでいたい←「分かる!」

お気に入りのカフェでひとり時間を楽しむ女性(ゐさん提供)

【マンガ】行きつけのカフェでひとり時間を楽しんでいた女性が、店に行けなくなった店員の声かけとは? 本編を読む

 Twitter(X)で公開された、ゐさん(@irk_hrk)による1ページマンガ『顔を覚えてほしくない』をご紹介します。外出先で誰にも気兼ねせず過ごしたいとき、自分の存在を誰にも認識されたくないと思うことはありませんか? そんな瞬間を描いた作品に多くのコメントが寄せられています。

 読者からは「めっちゃ分かる!」「これはもう1年は行けない」「誰でもない空間が心地よいこともあるんですよね」「認識されてるって思ったらなぜか行きたくなくなるんだよね」「私は覚えてもらえるとうれしい」「マニュアルで『いつも』をつけてるのかも」など、さまざまな声が寄せられ、2023年1月に投稿されたツイートには350件を超えるコメントと5.8万いいねの反響が集まりました。

 作者のゐさんは、Twitter(X)やnoteでマンガを多数投稿中で、日常場面での女性の気持ちを繊細に描写した作品が多くの共感を集めています。今回の作品については、「多くの方に読んでもらえてうれしいです。『顔のないモブのままでいたいんだよな』という声があって、マンガのニュアンスをしっかり読み取って下さったのがうれしかった」と感想を語っていました。

 作者のゐさんに、お話を聞きました。

ーー『顔を覚えてほしくない』に対して、読者や周囲からはどんな声がありましたか?

 主人公に共感する声と、「自分は覚えてもらえるとうれしい」という声と両方ありました。

【漫画】行きつけのカフェでひとり時間を楽しむ女性、店員の言葉で「もう無理」共感殺到【作者インタビュー】

『傘の持ち方』(ゐさん提供)

 比較的的新しいものだと、『傘の持ち方』は反響が大きかったし、ミニマルな作りにできて自分でも気に入っています。

 また、『マッチングアプリ~こんな自己紹介文は嫌だ~』も反響が大きくて、「〇〇な自己紹介も追加してほしい!」というお声が散見されたので、そういったリクエストも踏まえてシリーズ化しました。

ーー現在の創作活動や、今後の活動のご予定などについて教えて下さい。

 現在KADOKAWAから『自己肯定感が低いので人生リノベします~「選ばれない女」の婚活奮闘記~』という単行本が発売中です。マッチングアプリで婚活する女性がクセ強男子たちとマッチしていくマンガなのですが、女性読者の方からは共感の声、男性読者の方からは「婚活の参考になる」という声をいただいています。

 また、SNSの投稿作が、ヴィレッジヴァンガードとのコラボで商品化されました。お気に入りは『現実の陰キャ』のTシャツです。

マグミクス編集部



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