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九州を中心に被害をもたらした台風6号は10日、韓国を縦断し、住宅浸水などの被害が相次いだ。
10日午前9時過ぎに韓国南部に上陸した台風6号は、およそ16時間かけて韓国を縦断し、11日午前1時ごろ、北朝鮮に入った。
韓国では、南部から北部にかけて、広い範囲で河川の氾濫や浸水被害が起き、東部にある町、束草(ソクチョ)では、市場に水が激しい勢いで流れ込み、道路が冠水した。
政府の対策本部によると、これまでに住宅の浸水や堤防の決壊など、およそ360件の被害が報告され、1万5,000人余りが一時避難した。
台風6号は、午前3時に熱帯低気圧に変わったという。