カズレーザー、「めざまし８」で日大がアメフト部の「無期限活動停止処分」を解除したことに「あまりにもおおらかな判断」

　フジテレビ系「めざまし８」（月～金曜・午前８時）は１１日、関東学生アメリカンフットボール連盟が１０日、オンラインで臨時理事会を開催し部員１人が違法薬物を所持したとして逮捕された日大を当面の間、資格停止処分とすることを報じた。

　日大の違法薬物問題を巡っては、今月５日に覚醒剤取締法違反（所持）と大麻取締法違反（所持）の疑いで、寮に住む３年生部員・北畠成文容疑者が逮捕された。日大は同日からアメフト部を無期限活動停止処分に。８日には林真理子理事長らが都内で会見し「大変に遺憾。理事長として深く受け止める」と謝罪した。

　日大は１０日、部に対する無期限活動停止処分を解除し、北畠容疑者のみを無期限活動停止とすることを発表した。公式ＨＰ上で「この度の問題は部員１名による薬物単純所持という個人犯罪」とし「連帯責任として負わせることは、競技に真剣に取り組んできた多くの学生の努力を無に帰する」と理由を説明した。

　日大側はこの日までにリーグ戦への参加を求めていたが連盟は「現状では試合に出場させることはできないと判断しました。今後、規律委員会が調査を進め、最終的に理事会で処分が追加される可能性があります」と説明した。関東大学リーグの１部上位「ＴＯＰ８」は９月２日に開幕し、日大は法大とアミノバイタルフィールドで対戦する予定だったが、中止が決まった。

　コメンテーターでタレントのカズレーザーは、日大がアメフト部の無期限活動停止処分を解除したことに「保護者や家族から（大麻所持などの）たれ込みがあったような部活動の運営を特に問題がないという判断はあまりにもおおらかな判断というか。これは周りも納得しづらいんじゃないか」と指摘していた。