猛烈な犯罪者が500円のために無人販売コーナーを襲撃、店主の執念が壮絶な追いかけっこへと発展

売り上げを盗む犯人に店主は猛反撃!

犯行の様子を防犯カメラが捉える

7月20日の午前3時半過ぎ、東京・葛飾区のメダカ専門店の外にある「無人販売コーナーの集金箱」が連日狙われる事件が発生しました。黒ずくめの男が防犯カメラに映っていたのです。

このメダカ専門店は100種類以上のメダカを取り扱っており、店の外には無人販売用の集金箱が置かれています。ある日、黒い帽子にサングラスをかけた全身黒ずくめの男が自転車で近づいてきました。

自転車から身を乗り出し、集金箱の中身を確認した後、周囲に人がいないか確かめるような仕草を見せました。そして、売り上げ金を取り出し、そのまま走り去ってしまったのです。

その2日後、同じ時間帯に同じ格好の犯人が再び自転車で現れて、集金箱から売り上げ金を奪って逃走しました。

さらにその翌日、店主はリアルタイムで防犯カメラの映像を確認していたところ、売り上げ金を盗んだ犯人と対峙することになりました。

店主は怒りに満ちた気持ちと闘志を持って、犯人を自転車から振り落とそうとしました。しかし、棒は折れてしまい、犯人の胸に当たってしまいました。犯人は何も言わずに、猛スピードで走り去ってしまったのです。

店主の執念に犯人は懲りることはなかった

この出来事をきっかけに、その後しばらく犯人は現れませんでした。しかし、2週間後には予想だにしなかった事態が起きました。

それまでよりも1時間半ほど遅い午前5時ごろ、店の防犯カメラは再び犯行の様子を映し出していました。この時は、犯人が集金箱ごと力任せに剥がし取り、自転車にまたがって逃げ去っていきました。

店主は繰り返される犯行に呆れながらも、不安と怒りを抱えています。彼は言います。「もう来ないと思っていたのに、よく来たなと。集金箱には500円くらいしか入っていないのに、500円のために防犯カメラに映って犯罪をするなんて。私は犯人を棒で叩いているから、彼は復讐に来るかもしれない。早く捕まえなければいけないんだ」と。

この事件は『ABEMAヒルズ』によって報じられました。

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