ウクライナ軍が南部で進撃、東部の集落奪還も確認される – 米戦争研究所の分析

ウクライナ軍の前進

ウクライナ軍が南部ザポロジエ州オリヒウの南数キロにあるロボティネ周辺に進撃したと、米シンクタンクの戦争研究所が指摘しました。ウクライナ軍は数週間にわたり、近隣の森林地帯で作戦を行っており、広範囲に進展しているとの分析結果です。

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ウクライナ東部ドネツク州でロシア軍陣地に向けた攻撃の準備をするウクライナ兵=15日(ゲッティ=共同)

集落の奪還

戦争研究所はウクライナ当局が発表した情報によれば、東部ドネツク州とザポロジエ州の境界に近い集落ウロジャイネの奪還が確認されたと報告しました。分析によると、少なくとも3つの方向でドネツク州バフムト方面を含めた反攻作戦が継続されているとのことです。

ウクライナ空軍の状況

ウクライナ空軍の報道官は、供与を求めるF16戦闘機の配備について、今年の秋冬までに実現することができないと述べました。報道されているように、操縦士の訓練の遅れがあるものの、報道官は「訓練の問題は解決に向かっている」と述べ、前進していることを強調しました。

NATO事務総長の発言訂正

NATO事務総長の側近であるイェンセン氏は、ウクライナが占領された領土の一部を諦めるなら、NATOに加盟する可能性があると発言しましたが、後に「間違いだった」と訂正しました。

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