名古屋駅が一時的に300mにも及ぶ列を形成、東海道新幹線の運転が見合わせられる

大雨の影響で列車が遅れ、名古屋駅で大混雑

名古屋駅は、16日に静岡県で降った大雨の影響で、東海道新幹線の運転が再び見合わせられ、駅は大混雑になりました。午前9時ごろに始まった乗客の列は一時的に約300メートルにも延び、コンコースを抜けて駅の反対側の出入り口まで続いていました。大きな荷物を持つ家族連れも多く、座り込んで休んでいる人々もいました。

駅員や警察官が乗客を誘導

駅員や警察官は、「立ち止まらないで」と呼びかけながら、乗客を誘導しました。千葉県流山市の主婦、南早苗さんは、「娘の部活が明日あるのでなんとか動いてほしい」と話しました。

ダンス部のメンバーはバスで会場へ向かう

愛工大名電高校ダンス部のメンバー約30人は、横浜で開催される全国大会に出場するため、新幹線での移動を断念し、急きょバスを手配して会場に向かいました。顧問の林優子さんは、「(本番の)明日には間に合いそうでよかったです」と疲れた様子で話しました。

遅れが出たが、運転は再開

午後2時すぎに運転が再開されると、待ちわびた人々が急いでホームに向かいました。列は徐々に解消されましたが、夕方になっても掲示板に表示されるのは午前中の列車でした。ダイヤが乱れ、約3〜5時間の遅れが出ました。

切符をキャンセルして自由席に乗る学生も

東京へ向かうために愛知県岩倉市の大学院生、堀聡真さん(23)は、「指定席の切符をキャンセルして、自由席に乗ろうと思う」と話しました。

以上が、名古屋駅での大混雑と運転見合わせに関する最新情報です。詳細は日本ニュース24時間でご覧いただけます。

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