中年からでも遅くない!
研究結果によると、中年からでも実践できる8つの生活習慣を取り入れることで、最大で20年の寿命延長効果が得られることが明らかになりました。
中年からでも運動をはじめとする8つの生活習慣を実践すれば、寿命が最大20年伸びるという研究結果が出ました。
40歳から始めると最大24年寿命が延びる
この研究では、40歳からこれらの生活習慣を実践すれば、最大24年の寿命延長効果が得られることがわかりました。さらに、50歳や60歳からでも始めれば、それぞれ最大21年と18年の長生きが期待できます。
研究の詳細
この研究は、米国栄養学会の年次学術会議で発表されたもので、米退役軍人省(VA)ボストン・ヘルスケア・システムに所属する研究者たちによって行われました。研究では、100万人の在郷軍人を対象にアンケート調査と健康記録の分析が行われました。
寿命延長のための8つの生活習慣
研究結果によると、寿命を延ばすための8つの健康生活習慣が特定されました。それは以下の通りです:
- 活発な身体活動(運動)
- 健康的な食事
- 良好な社会関係
- ストレス管理
- 控えめな飲酒
- 禁煙
- 十分な睡眠
- 薬物中毒に陥らないこと
8つの生活習慣別の寿命延長効果
これらの生活習慣の中で、最も寿命に大きな影響を与えるのは「身体活動」、つまり運動です。毎日数十分間歩くような中強度の運動を続けることで、調査期間の8年間の死亡リスクが46%低くなりました。
また、禁煙や健康食の摂取、ストレスの上手な管理なども寿命延長に効果がありました。
40歳から始めると最大24年の寿命延長効果
研究によると、8つの習慣を全て実践する人々は、それを実践しなかった人々より最大で23.7年(男性)または22.6年(女性)も長生きすることが予測されます。
また、一つの生活習慣だけでも寿命延長効果が得られることがわかりました。それに加えて他の習慣を積み重ねると相乗効果が生まれ、寿命延長効果がさらに高まります。
まとめ
この研究結果は、中年からでも運動や健康的な生活習慣を取り入れることで、寿命を最大20年延ばすことができると示しています。これらの生活習慣を実践することで、健康や長寿について考えることができるでしょう。
(写真提供:日本ニュース24時間)
ソースリンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/a5724f0611749207db71e4a7b7111f8de6eecbcd