前明石市長の泉房穂氏、首相官邸の〝ワンオペ育児投稿〟に苦言「本当に子育てを経験したことがあるのか」

泉房穂氏が疑問を呈する

兵庫県明石市の前市長である泉房穂氏が、首相官邸の公式アカウント(@kantei)が「育児」に関するメッセージを投稿したことに疑問を呈しました。

泉房穂氏

泉氏は、「『首相官邸』の仕事は、このような〝やってるフリ〟だけの『公式ツイート』をすることではなく、〝本気〟で対策を具体化することだ」と指摘しました。彼は、「異次元の対策と言いながら、中身の薄い『戦略方針』。もっと真面目に政治をやっていただきたいと切に願う。首相官邸の方々は、本当に子育てを経験したことがあるのだろうか…」と率直な意見を述べました。

泉氏の提言

泉氏は、この投稿の前に、岸田文雄首相が座長となる政府の「こども未来戦略会議」で「次元の異なる少子化対策」の方針を打ち出していることについても言及しました。彼は、「異次元の少子化対策というのなら『子育て費用の負担軽減』ぐらいはすぐに実施すべきだと思う。まずは『(1)子どもの医療費、(2)保育料、(3)給食費の無償化』を実施することをオススメしたい。岸田総理にとっても、支持率低下を反転できるかどうかの〝ラストチャンス〟では…」と提言しました。

反響

首相官邸の投稿に対しては、「みんな限界なんです」「ワンオペを生む単独親権を廃止してから言ってください」「家計に余裕が出ない限り、根本的な解決は不可能」「ガソリン代、もう限界です」といった意見がリプ欄に相次いでいます。

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