ウォータースライダー事故により8歳の男児が重傷…緩衝材で太もも骨折、親の不安も

緩衝材に衝突…8歳男児が全治2カ月の重傷

日本の人気プールで8月に起きた事故で、8歳の男の子がウォータースライダーで緩衝材に衝突しました。彼は左足の太ももを骨折し、全治2カ月の重傷を負いました。現在、そのスライダーは使用中止になり、空気が抜かれています。

このウォータースライダーは高さ9.6m、長さ28mという大型のもので、終着点には飛び出しを防ぐための緩衝材が設置されていました。事故の原因は水の流れが速くなり、スピードが増したことです。この事故を受けて、当面スライダーの使用は停止され、安全な運用方法が見直されることになりました。

事故を防ぐには? 水量の制御、身長制限など細かな注意点も

別の施設でウォータースライダーを設置している「龍宮城スパホテル三日月」では、安全上の理由から水の流量に細心の注意を払っています。スライダーポンプという装置が水量を自動制御し、安定した状態を保っています。スピードが速くなりすぎると、溺れる恐れがあるためです。また、身長制限や浮輪の使用、2人での滑りなど、細かな注意点が設けられています。

実際にそのウォータースライダーを試してみると、着水地には監視員が配置されており、安心して楽しむことができました。小型のスライダーもあり、親が目を離さず子供を遊ばせることも可能です。

この事故を受けて、同じく小学生の子供を持つ親たちからは不安の声が上がっています。特に小学1年生の子供を持つ親は、「空気のスライダーでの事故はあまりイメージがなく、少し心配でした。スピードが速そうな子供もいるので、体重や身長などの制限を考慮する必要があるのかなと思います」と話しています。

夏休みの楽しい思い出を作るためには、安全面での十分な配慮が求められます。

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